Works of DENENCHOFU KAI
総務委員会は田園調布会の運営全般を統括し、事務局は総務委員会の傘下にあります。予算の編成・執行・決済、町会費などの金銭や土地・建物等の財産管理、町会費などの財産管理、会員名簿の管理・作成、理事・監事の選挙の実施、大田区など関係諸機関との折衝、マスコミからの取材対応、総会・理事会の開催や諸資料の作成・保存管理、会館の良好な維持管理と、会議室のレンタル業務など会員の皆様に対する幅広いサービスを行うための基礎部分を担っています。
この委員会のミッションは定款4条にある「良好な街並み及び住環境の維持発展」につきます。住宅の新、増、改築、解体、外構工事、植栽等街の環境、景観に係る行為に際しては「田園調布地区地区計画」等の法令及び本会の「環境保全及び環境維持に係る規定」に基づき施主が提案し、当委員会との事前協議での合意を得たうえで区役所への手続きを進めることがルールとなっています。このルールが守られてきたから田園調布の価値が維持できました。今後も法の整備のために区議会、区役所に働きかけて行きます。
当会会館には会議室が3部屋あり、従来はこれを利用してコーラス、手芸、各種講習会などが行われていました。コロナ禍も終息したのでそれらを復活させたいものです。大田区と連携して行う駅周辺を花で飾る植栽活動は会員の協力を得て継続しています。会員の皆様から提供された品物を集めて開催されるバザー「水の輪市」は好評で、毎年継続開催されています。田園調布会は2026年に創立100年を迎える日本最古の町内会です。現在記念誌刊行のほか、関係機関と協力して大規模なイベントを開催する計画を進行させています。
本会区域内における安心で安全な街作りを目的として活動しています。消防署とは地震対応として家具の転倒防止や住宅用火災警報器の設置等、警察署とは詐欺事件の防止や防犯灯の設置および交通安全対策等、事前対応を主眼に定期的に啓発や説明を受け実践します。保安防災活動は田園調布会単独ではなく、商店街(振興組合)、隣接する田園調布協和会、田園調布親和会との連携のもとに今後も継続いたします。
会員の皆様に理事会や委員会活動報告及び東京都や大田区、田園調布警察署、消防署などの関係機関からの情報も含めて、生活に役立つ予定や結果をお知らせする「銀杏だより」の定期発行と、会館前のほか町会内に3カ所ある掲示板への情報掲示が主たる業務です。今後はホームページを充実させ、パソコンを使ったより迅速で効率の良い情報伝達に努めるよう検討中です。
郷土誌「田園調布」